取り付け・精度 | 5 |
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品質・質感 | 5 |
コストパフォーマンス | 2 |
フィーリング | 5 |
ボンネビルT100空冷モデルに取り付けました。
キャリパーやディスクは純正のままです。
ボンネビルはマスターシリンダー、リザーバータンク、スイッチボックス、スロットルホルダーが一体型なので、このままでは社外品のマスターシリンダーは取り付けが出来ません。
私はディスクグラインダーでリザーバータンクとマスターシリンダーを切り取り、純正のスイッチボックスを使用しました。
それとハンドルもインチバーなのでインチ→ミリバー変換アダプターも必要です。
アクセルワイヤーや他の部品の干渉もなく、簡単に取り付けることが出来ました。
純正の横置きマスターシリンダーは11mmの物が付いていましたが、軽く握ると少し効く、そこから更に握ると突然フロントフォークが沈む、いわゆるガックンブレーキでコントロールが難しく、微調整はリアブレーキで行っていました。
レバーレシオ18mmで使用した感想ですが
ラジアルマスターに変えてからは握った分だけブレーキが効くので、フロントフォークの沈み具合も自由にコントロール出来ます。
フロントブレーキのみで停車してもギクシャクしません。
街中で右左折する時やワインディングのコーナーも、今までより奥の方までフロントブレーキを残しながら突っ込めるので思い通りのラインを通りやすくなりました。
ボンネビルのショボいブレーキ(シングルディスク、片押し2PODキャリパー)でもマスターシリンダーをラジアルにするだけで、こんなにも乗りやすくなるんですね。
コントロール精度を上げたい方は、キャリパーよりも先にマスターシリンダーの交換をした方が良いかもしれません。
フルブレーキに必要な握力は純正と変わりませんでした。
ラジアルマスターに交換することでコントロールしやすくなるので、制動力も上げたい方は効きの良いパッドを入れると良いかと思います。
私はプロジェクトμのレース専用パッドを使用しています。
コストパフォーマンスは悪いと思います。
作りの良さやレバーレシオが変えられる事を考慮しても、ニッシンやフランドーと比べ割高に感じます。
それとバンジョーボルトが付属していますがダブルホース用の長い物でした。
このマスターシリンダを使用するバイクはシングルディスクの方が多いと思うのであまり意味がない気がします。
ネジのピッチが違うため純正のバンジョーボルトも使えませんでした。
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